2016年04月19日

「平成28年熊本地震」について

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4142126分に発生した、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5、最大震度7(益城町)の大地震は、その後も震度5を超える大きな余震が続き、16125分には、マグニチュード7.3、最大震度6強(南阿蘇村 菊池市 大津町 宇城市合志市 熊本市中央区・東区・西区)を記録しました。

気象庁は、マグニチュードの大きさからこちらを本震、14日の地震を前震としました。

これを書いている今現在でも、余震は続いており、被災された方々の救助活動が続けられています。

被害に合われた方々には心よりお見舞い申し上げますと共に、不幸にしてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

一刻も早い地震の終息と、被害に合われた方々に少しでも安心した生活が戻るよう願わずにはいられません。

 

この地震については、テレビ等でも詳しい解説がなされていますが、塾でも当然この事は話題になります。生徒達は「身近な事として」地震について学習することになります。

 

地球の構造はよく、ゆで卵で説明されます。

我々が住んでいるところ(いわゆる地面)は「地殻」と言われ、卵の殻に当たります。

その下の白身にあたる部分には「マントル」と呼ばれる部分があり、中心の黄身にあたる部分には「核」があります。このように地球は、大きく分けると3層構造になっています。

 

地殻は岩石でできていますが、大陸と海洋で厚さも成分も異なります。大陸部分は30q〜60qの厚さで、上部はカコウ岩、下部は玄武岩であるのに対し、海洋部分は5q〜7qほどしか厚みがなく主に玄武岩でできています。

 

マントルは固体で、深さ400700kmを境に、上部マントルと下部マントルに分かれます。

地殻とは異なる物質でできており、地球の体積の約80%を占めています。

深さ2900kmより内部を核といい、約5100kmの深さで外核と内核に分かれます(地球の中心までは約6370q)。外核は液体、内核は固体と考えられています。

 

地殻とマントルの上部とが一体化し、固い板状の岩盤を形成したものが、いわゆる「プレート」です。地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。

マントルは固体ですが、核の温度が非常に高い為に、ゆっくりとですが対流運動をしています。

従って、それに乗っているプレートもゆっくりと動いています。

 

このようにしてプレートは動く為、プレート同士ぶつかったり(押し合う)、すれ違ったり、相手に潜り込んだりします。
そこでは大きな力がひずみとして蓄積されていきますから、やがては、曲げられていたプレートが跳ね上がって元に戻ったり、プレートが破壊される事で、溜まっているひずみを解放する瞬間が来ます。これが地震になります。

 

今回の熊本地震は、南北方向にずらす力が限界を超えた結果起きた「横ずれ断層」だと気象庁は発表しました。震源の浅さが、マグニチュードの割に大きな被害をもたらす原因の一つとなりました。

 

こうした活断層は日本中に有り、プレートが動いている限り、そこには必ずひずみのエネルギーが蓄えられている事、そして、私達がそういった日本列島に住んでいる事を忘れずに、常日頃から、心の準備を怠らない事を肝に銘じたいと思います。

 

一方で、地震予知の研究も鋭意行われている事も付け加えたいと思います。

全国に張り巡らされた高感度地震計は全国に1000か所以上有り、海底地震計も設置され、GPSを使っての地殻変動観測もしています。

その他にも活断層調査など、様々なアプローチがなされています。

因みに、今現在も(326日〜427日)、「南海トラフ地震帯掘削計画」として、海底に観測装置を設置する作業が実施されています(地球深部探査船「ちきゅう」)。

何とか被害を減らす為にも、地震学の研究が進む事を期待したいですが、残念ながら、現時点で、地震を予知できるところまで学問は進んでいません。

 

この地震予知の現状も含め、いつ地震が来ても落ち着いた行動をとれるように準備をしておくよう、生徒達には話したいと思います。

 

 

〜〜前回のクイズの答え〜〜

 

 

サン・ジョルディという聖人は、異教徒(キリスト教以外)の村に立ち寄った際、そこで人々を困らせていた悪竜を退治したという伝説(ドラゴン退治)で有名です。

 

そして、その時の竜の血が赤いバラになったという伝承があります。

 

このことから、サン・ジョルディは、赤いバラと結び付けられています。

 

 

〜〜今回のクイズ〜〜

 

今回、地球の内部構造について書きましたが、「内核は固体、外殻は液体」なんて、行ったことも見たこともないのに、どうして分かるのでしょうか?

 

これが今回のクイズです。

 

(H.G)

 

 

posted by bunbu at 15:05 | Comment(0) | 文武塾より
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